徹底した防虫管理

工場の害虫駆除の費用

食品工場にとって、異物混入の中でも虫の混入に関しては、安全面以上にイメージが悪くなることから、避けたい事故の一つです。そのために、ある程度の規模の工場になると、害虫駆除業者と契約をして、防虫管理を行っているのが現状です。外注駆除業者を選ぶときにポイントになるのがネイムバリューです。新たに取引を始めるときの工場監査などの場面で、大手の害虫駆除業者と取り組みをしている、というと、取引先の多くは納得しやすい面があり、契約を結んでいるところが多くなっています。こういった害虫駆除業者と年間契約を結んだ場合、中型の工場で、年間12回の害虫駆除施工を行う、ということであれば、80万円〜100万円程度が普通です。

防虫防鼠体制の移り変わり

以前、昭和の時代には、ゴキブリなどの不衛生害虫が食品に入っていなければ、ちょっとした謝罪と代替品を渡すことで事なきを得ていた、ということもありました。世の中には虫があふれており、消費者の周囲にもたくさんの虫がいたことで、それだけ、虫に対する抵抗も少なく、しょうがない、という空気感がありました。しかし、現在では、虫が少なくなり、虫に抵抗感を示す人も多くなり、簡単な謝罪では許されなくなってきています。その分、工場や、害虫駆除業者の防虫への取組は技術的にも向上しており、これまで薬剤を使用できなかったような部分に対して、熱や冷凍技術を使って虫を殺すといった、これまでにない、クリーンな殺虫方法が登場してきています。